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■ナンピン買いと損切りのルール
私は、「ナンピンと損切りができること」は株で勝つための第2条件だと思っています。
勝つための第1条件は、「買値よりも値上がりする株を買うこと」
買値よりも値上がりする株を買うことができれば、絶対に勝てますから。
「銘柄の選び方」や「買うタイミング」など、「値上がりする株を買うためには
どうすればいいか」について、解説されている本は多くあります。
チャートでこのサインが出たらとか、ゴールデンクロスが発生したらとか、
いろいろありますよね。
ただ、その選び方、そのタイミングで買っても、100%値上がりするという
ことはありません。
必ず値下がりする場合があります。
必ず値下がりする場合があるのですから、そのときの対処法として、
「ナンピンと損切り」は必要です。
このナンピンと損切り」について、この場合はナンピン、この場合は損切りと、
ナンピンと損切りを使い分ける方法を紹介している本を私は知りません。
「5%下がれば損切りする」といったロスカット重視か、「30%下がればナンピンする」といった
ナンピン重視かのどちらかに偏った解説しかない本がほとんどだと思います。
日経平均が8000円割れの頃は、保有銘柄のほとんどが
買値から20〜30%下げていました。
こういう相場全体が下げているから、ほとんどの銘柄が下げているというときは
私はナンピンします。
相場が上げ始めると、ほとんどの銘柄が値を戻す可能性が高く、
ナンピンして購入平均単価を下げておけば、利益が大きくなるからです。
こういうときに損切りすると、ほとんどの銘柄でマイナスが確定するので、
パフォーマンスはかなり悪くなります。
ピーター・リンチも『株で勝つ』の中で、次のように書いています。
「10%・ストップ・ロス付きのポートフォリオということは、正確に10%
損失することを宿命づけられたポートフォリオということに他ならない。」
逆に、今のように、日経平均が11600円台ぐらいで、10%以上下げている銘柄が
ほとんどない状態で、20%、30%下げる銘柄が1つ出てきたら、損切りします。
1銘柄で30%の損が確定しても、全体のパフォーマンスは1%ぐらい下がるだけですから。
ナンピン・損切りする銘柄にとらわれず、全体を見て、ナンピンか、損切りかを
決めるようにしてください。
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